暗号資産取引所でのプレIPO・パーペチュアル(永久型)先物の取引高が6月に約120億ドルと、3月の6000倍に急増した。
この著しい成長は、テック大手株へのエクスポージャーを求める投資家の動きによるもの。
プレIPO・パーペチュアル先物は、未公開株式を保有せずに、上場前企業の予想評価額への投機を可能にする金融商品。これらの契約は株式そのものの所有権を持たない。
CryptoQuantのデータによれば、これら商品の取引高は3月の200万ドルから5月には7億1500万ドルへ、その後6月には約120億ドルまで膨らんだ。
プレIPO関連商品は、伝統資産を暗号資産市場で取引する動きの一部。取引所は石油や金属、株式型パーペチュアルも追加している。
結果として、6月は暗号資産取引所における株式型パーペチュアル全体のうち55%をプレIPO契約が占めた。5月時点ではわずか5%だった。
最新ニュース速報はXでチェック
一方、CryptoQuantのデータによれば、バイナンスがこの分野を大きくリード。6月のプレIPO・パーペチュアル取引高は103億ドルに達し、5月の20倍を記録した。
バイナンスは現在、プレIPO・パーペチュアル取引全体の83%を占める。2位はビットゲットで、6月の取引高は13億ドル。
6月には複数の未公開企業が上場を果たした。Quantinuumは6月4日、ナスダックでティッカーQNTとして上場。SpaceXは6月12日、SPCXで取引開始。OpenAIはIPO日程を未定としているが、SECに機密扱いのS-1届出書を提出した。
専門家や記者によるインサイトはYouTubeチャンネルで視聴

