予想市場のトレーダーが2026年ワールドカップで数百万ドル単位の勝敗を繰り広げている。ポリマーケットのある投資家は、4試合の結果をすべて的中させ、1日で924万ドルを稼いだ。
この大会が開始されて以降、PolymarketやKalshiといったプラットフォームはハイリスクな賭場となった。トレーダーたちは1試合に対して7桁ドル規模の資金を投じており、結果として過去最高額の配当や大損失が生まれている。
Polymarketは暗号資産ベースの予想市場で、ユーザーが現実の結果に対し「はい」か「いいえ」の株を購入する仕組み。Kalshiも同様の仕組みを採用している。
両プラットフォームは大会開始以来、活況を呈している。Polymarketの優勝予想市場単独でも、取引規模は25億ドル超に達した。
取引が巨大化したことで、個人の動きが注目を集めている。オンチェーンのトラッカーは、最大手ウォレットの動静をほぼリアルタイムで追跡している。
際立った勝者は4戦全勝を記録。Lookonchainによれば、このトレーダーはイランがニュージーランドに勝たない方に703万ドルを投じた。イランは2対2で引き分け、この1回の賭けで734万ドルを得た。
別のトレーダーfishalive氏は、約42万7000ドルをスペイン対カーボベルデ戦の0-0引き分け(オッズ9%)で470万万ドルに増やした。また、gardenshedというアカウントも4日で76万4000ドルの利益を記録。8回中7回の賭けで勝利し、勝率は87.5%だった。
損失も鮮明に表れている。あるトレーダーはアルゼンチンがアルジェリアに勝たない方に約120万ドルを賭け、343万ドルの配当を狙った。
アルゼンチンはリオネル・メッシ選手のハットトリックで3対0で勝ち、同トレーダーは敗北。Kalshiでは、同じ結果に対して他のユーザーが39万1536ドルを失った。
また別のKalshiの投資家は、アルジェリアが勝たない方に37万3407ドルを賭け、この賭けは41万6184ドルの配当を得た。
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一方、ワールドカップ開幕以降、オッズは大きく変動した。Polymarketの優勝予想市場ではフランスが18%でトップに。スペインは13%、アルゼンチンは11%となっている。
Kalshiでも同様の傾向で、フランスが18.7%、スペインが13.3%、ポルトガルが10.9%となった。フランスがスペインを抜き最有力となっている。
今後のグループステージ各試合で、トレーダーの賭けが引き続き成功するか、損失が拡大するかが問われる。
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