MEXC vs Gate.io 比較(2026年):0%メイカー手数料と即日上場か、MiCAライセンスと1万銘柄の株式か?
今回の比較で、欧州経済領域(EEA)と日本以外のアクティブトレーダーに私たちがおすすめするのはMEXCです。現物のメイカー手数料はGateの0.1%に対して0%、標準的な無期限先物はメイカー0.010%・テイカー0.040%(Gateは0.015%〜0.02%と0.05%)で、新規トークンの即日上場も強みです。
一方、EEAと日本の読者、そして手数料ゼロで米国株を取引したい方や、充実した資産運用(Earn)メニューを求める方には、Gateのほうが適しています。
Key Takeaways
- 今回の比較では、EEA以外のアクティブトレーダーにとってMEXCが最有力です。現物はメイカー0%・テイカー0.05%で、GateはVIP 0でどちらも0.1%です(2026年9月3日時点)。
- GateはEEAと日本で、MEXCが持たないライセンスを保有しています。マルタで取得し、パスポート制度でEEA全域に効力が及ぶ暗号資産市場規制(MiCA)の認可と、日本の金融庁(FSA)への登録です。
- 取扱銘柄数はCoinGeckoで1,633対1,561とほぼ互角で、差がつくのはスピードです。MEXCが2026年3月に上場した135銘柄のうち、65%は他の取引所に先駆けた先行上場でした。
- どちらもメインアカウントのUSDTで実際の米国株を購入できます。現在、Gate Stocksは1万銘柄以上を取引手数料ゼロで提供しており、MEXC RealStocksは7,000銘柄以上です。
- 無期限先物を毎月30万ドル分テイカーで約定するトレーダーの年間手数料は、Gateで1,800ドル、MEXCの標準ペアで1,440ドル、BTCUSDTなら720ドルです。
- 資産運用、オプション、差金決済取引(CFD)、株式の品揃えではGateが優位です。一方、MEXCが勝るのは、一律の手数料体系と、他社より先に上場するスピードです。
MEXC vs Gate.io の結論:EEAと日本以外では3つの数字で決まる
Gate(旧ブランド名Gate.io)は、取扱銘柄の幅でMEXCに最も近い競合です。そのため、この比較の勝敗は銘柄数の多さでは決まりません。
勝敗を分けるのは、各銘柄の取引コスト、上場の早さ、そしてお住まいの地域でどちらがライセンスを持っているかの3点です。欧州と日本では、前の2点を比べるまでもなく、3点目でGateに軍配が上がります。
1つ目の数字は、手数料の差です。
Gateのヘルプセンターに掲載された2026年7月30日付の例では、VIP 0の現物テイカー手数料は0.1%です。各種トラッカーもVIP 0のメイカー手数料を同じく0.1%としており、GTで支払うとどちらも0.09%に下がります。
MEXCの現物手数料はメイカー0.0000%・テイカー0.0500%で、対象ペアでは20%のMX控除によりテイカー手数料が0.0400%になります。標準的なUSDT-M無期限先物はメイカー0.010%・テイカー0.040%です(mexc.com/fee、2026年9月2日取得)。
MEXCのBTCUSDTには、ペア限定のSpecial Rate(特別料率)としてメイカー0.000%・テイカー0.020%が適用されます。一方、Gateの基本ティアの無期限先物手数料は、メイカー0.015%〜0.02%、テイカー0.05%です。
2つ目の数字は、上場のペースです。
MEXCの上場分析によると、2026年3月の現物の新規上場は135銘柄で、その65%が先行上場でした。先行上場とは、MEXCが上場した時点で、Gateを含む追跡対象のどの取引所もまだそのトークンを扱っていなかったことを意味します。
CoinGeckoの2026年無期限先物レポートによると、2025年1月から2026年4月までにMEXCが新たに上場した無期限先物は879件で、月平均約55件と、同期間の主要な中央集権型取引所の中で最多でした。
3つ目の数字は、手数料体系の構造です。
Gateが2025年2月に出したお知らせによると、VIPレベルは17段階あり、30日間の取引高、14日間のGT保有量、またはアカウントの資産額によって昇格します。無期限先物のメイカー手数料が0%になるのは、VIP 11以上だけです。
MEXCが公開している料率は1種類だけで、最初の取引からメイカー手数料は0%です。
この差を金額に換算すると、次のようになります。
毎月5万ドル分のアルトコインを成行注文で購入するトレーダーの年間手数料は、Gateで600ドル(GT払いなら540ドル)、MEXCのテイカー手数料で300ドル、MX控除を使えば240ドルで、メイカーとして約定すれば一切かかりません。
毎月30万ドルの無期限先物の想定元本をテイカーで約定した場合、年間手数料はGateで1,800ドル、MEXCの標準ペアで1,440ドル、MEXCのBTCUSDTでは720ドルです。
ただし、この節約効果はMEXCを利用できる場合に限られます。だからこそ、ボタンをご案内する前に注意点をお伝えします。MEXCはEEA、日本、米国、英国、カナダのいずれでもライセンスを保有していません。一方、Gateは前の2地域でライセンスの取得または登録を済ませています。
EEAまたは日本にお住まいの方にとって、本記事の以降の内容はおすすめではなく情報提供です。2社のうちライセンスを持つのはGateです。
MEXCの見解
MEXC Learnは私たちMEXCが運営しています。そのため、このセクションは利害関係者による一人称の見解としてお読みください。
今回の比較では、私たちの取引所レビュー全体で用いている6つの評価軸(手数料、上場銘柄、デリバティブ、セキュリティ、法定通貨の入出金、規制)に加え、Gateが特に強い資産運用商品と米国株へのアクセスの2項目も評価しました。
この8項目のうち、Gateは4項目で私たちを上回りました。これは本シリーズでこれまで取り上げたどの取引所よりも多い数です。読者の皆さまがGateのライセンスページで知ることになるよりも、私たち自身がここで書いておくべきだと考えています。
Gateがマルタで取得したMiCA認可はパスポート制度によりEEA全域で有効で、日本の子会社は金融庁に登録されています。どちらも私たちがライセンスを持たない市場であり、EEAではすでにユーザーへのサービスを終了しています。
Gateの資産運用メニューも、Simple EarnやGUSDの米国債利回りから、デュアル投資(Dual Investment)、余剰資産運用(Idle Earn)まで、私たちより幅広くそろっています。
Gate Stocksは1万銘柄以上の米国株とETFを扱い、2026年7月31日から取引手数料は無料です。さらに香港株、韓国株、日本株もそろえています。私たちが扱う米国株は7,000銘柄以上です。
ゼロ知識証明を用いて自社開示している115%の準備率も、私たちの月次レポートより強力な公開数値です。どちらも自己申告の数値として扱ったとしても、この評価は変わりません。
私たちに寄せられる最も多い不満、つまりリスク管理審査による出金の遅れについても、事実として認めます。だからこそ、後述の乗り換え手順では、大きな金額を移す前に出金テストを行うようお伝えしています。
私たちの結論を変える要素は、お住まいの地域です。EEAまたは日本にお住まいなら、Gateを選んでください。どんな手数料表を見ても、その判断を変えるべきではありません。
それ以外の地域で、注文回数が多く、新規トークンを上場初日から取引したいトレーダーにとっては、上記の数字こそがMEXCを選ぶ理由です。どの数字にも、私たちが確認した日付を明記しています。
ほかの乗り換え先もあわせて検討しているGateユーザーの方は、Gate.ioの代替取引所の比較記事をご覧ください。
MEXC vs Gate.io を一覧で比較:8つの評価軸を1つの表に
| 評価軸 | MEXC | Gate | 今回の比較での優位 |
| 現物手数料(基本ティア) | メイカー0.0000%、テイカー0.0500%。対象ペアではMX控除でテイカー0.0400% | VIP 0でメイカー0.1%、テイカー0.1%。GT払いで0.09%。VIPレベルは17段階 | MEXC |
| 先物手数料(基本ティア) | 標準でメイカー0.010%、テイカー0.040%。BTCUSDTはメイカー0.000%、テイカー0.020%。API経由の先物注文はメイカー0.060%、テイカー0.080% | VIP 0でメイカー0.015%〜0.02%、テイカー0.05%。ポイントカードでテイカー手数料を相殺可能 | MEXC |
| 取扱銘柄数と上場ペース | CoinGeckoで1,633銘柄・現物2,021ペア。2026年3月の現物上場は135銘柄で、うち65%が先行上場。2025年1月〜2026年4月に無期限先物を879件新規上場 | CoinGeckoで1,561銘柄・現物1,713ペア。自社発表では全商品合計で4,900種類以上の資産 | 銘柄数は互角、スピードはMEXC |
| デリバティブ | 1,040超のUSDT-M無期限先物。レバレッジは契約ごとに設定。コピートレードと取引ボット | CoinGeckoで先物912ペア。ヨーロッパ式オプション。金と株式のCFD。コピートレードと取引ボット | 無期限先物の幅とコストはMEXC、商品の種類はGate |
| 米国株へのアクセス | RealStocks:実際の株式、7,000銘柄以上、メインアカウントのUSDTで取引。トークン化株式ペアと株式先物も併設 | Gate Stocks:実際の株式、1万銘柄以上、メインアカウントのUSDTで取引、2026年7月31日から取引手数料無料。香港株・韓国株・日本株。トークン化株式のgStocks | Gate |
| セキュリティと準備金証明 | Hackenを監査機関として明記した月次の準備金証明(PoR)。カストディ(資産保管)レベルの侵害記録なし | ゼロ知識証明による自社開示の準備率115%、2026年6月22日時点で81.8億ドル。CoinGeckoのTrust Scoreは10点満点中10点 | 情報開示はGate、報告頻度は互角 |
| 資産運用と法定通貨 | カード決済と銀行振込の提携先、P2P。Launchpad、Launchpool、Kickstarter | カード、SEPA、P2P、OTC銀行振込。Simple Earn、GUSDの米国債利回り、デュアル投資、余剰資産運用、ローン | Gate |
| 規制と利用可能地域 | 米国、英国、EEA、カナダ、日本でライセンスなし。英国金融行為規制機構(FCA)の警告リストと欧州証券市場監督局(ESMA)の非準拠事業者リストに掲載。利用禁止地域は2025年5月29日付の利用規約に記載 | マルタ経由でMiCAの暗号資産サービスプロバイダー(CASP)認可、金融庁への登録、ドバイ仮想資産規制庁(VARA)のライセンス、オーストラリア取引報告分析センター(AUSTRAC)への登録、バハマの承認、ジブラルタルのDLT許可。グローバル版は米国居住者には非提供 | Gate |
データは2026年9月3日時点で、mexc.com/fee(2026年9月2日の公式スクリーンショット)、Gateのヘルプセンター、手数料に関するお知らせとライセンスページ、CoinGeckoの取引所ページおよびリサーチレポートをもとに確認しています。
MEXC vs Gate.io の手数料比較:単一料率でメイカー0%のMEXC、17段階のVIPティアのGate
基本料率はすべてMEXCのほうが安く、Gateの割引を受けるには、取引高、GT保有量、アカウント規模の条件を満たす必要があります。
Gateの公開手数料ページはブラウザ上で描画される仕組みで、プログラムによる取得ではVIP料率表を完全には読み取れません。そのため、本記事のGateの数値は、2026年7月30日付のヘルプセンターの例、2025年2月の無期限先物手数料に関するお知らせ、そして同じVIP 0の料率を示す複数の独立系トラッカーに基づいています。
ただし、トラッカー間の数値は完全には一致していません。多くはVIP 0の現物をメイカー・テイカーともに0.1%としていますが、いまだに0.2%と表示するものもあり、先物のメイカー手数料も0.015%と0.02%に分かれています。そのため、すべての試算でMEXCに最も不利な数値を採用しています。
GateのVIPはVIP 0からVIP 16までの17段階で、30日間の取引高、14日間の平均GT保有量、またはアカウントの総資産額によって上がっていきます。
Gateの2025年2月のお知らせでは、無期限先物のメイカー手数料はVIP 8で0.015%、VIP 11以上で0%となり、テイカー手数料はVIP 16で0.015%まで下がります。
各ティアと割引の詳細は、Gate.ioの手数料の仕組みを解説したガイドで取り上げています。
MEXCの手数料体系は一律で、すべて公開されています。現物はメイカー0.0000%・テイカー0.0500%で、20%のMX控除により対象ペアのテイカー手数料は0.0400%になります(一部対象外のペアあり)。標準的なUSDT-M無期限先物はメイカー0.010%・テイカー0.040%です。
ただし、うまい話ばかりではなく、3つの制約があります。
Special Rateはペアごとの設定です。BTCUSDTはメイカー0.000%・テイカー0.020%、ETHUSDTはメイカー0.000%・テイカー0.010%ですが、このタグがすべての契約に付いているわけではありません。
API経由の先物注文には、2026年6月1日から独自の料率(メイカー0.060%・テイカー0.080%)が適用されており、ウェブやアプリの料率、キャンペーン、MX控除よりも優先されます。
現物のXRP/USDTなど特定ペアの手数料ゼロキャンペーンは期間限定の価格設定であり、終了する可能性があります。
したがって、手数料に関する「mexc vs gate io」の答えは、確認できたすべてのティアで同じです。MEXCのメイカーは初日から手数料ゼロですが、Gateのメイカーが0%に届くのは、17段階のティアの最上位付近だけです。
| シナリオ | Gate | MEXC |
| 現物の成行注文を毎月5万ドル、1年間 | 0.1%で600ドル。GT払いで540ドル | テイカー0.05%で300ドル。MX控除で240ドル。メイカーなら0ドル |
| USDT無期限先物の想定元本を毎月30万ドル(テイカー)、1年間 | 0.05%で1,800ドル | 標準の0.040%で1,440ドル。BTCUSDTはSpecial Rateの0.020%で720ドル |
| USDT無期限先物の想定元本を毎月30万ドル(メイカー)、1年間 | 報告されている最低の基本料率0.015%で540ドル | 標準の0.010%で360ドル。BTCUSDTはSpecial Rateで0ドル |
データは2026年9月3日時点で、mexc.com/fee(2026年9月2日の公式スクリーンショット)、2026年7月30日付のGateヘルプセンターの例、2025年2月のGateの無期限先物手数料に関するお知らせをもとに確認しています。スプレッド、資金調達率、カード手数料、ネットワーク手数料は含みません。MEXCのAPI経由の先物注文には、別途0.060%と0.080%の料率が適用されます。
両社が市場全体の中でどの位置にあるかは、主要取引所の手数料比較でご確認いただけます。
MEXC vs Gate.io の上場銘柄:数は互角、新規トークンのスピードに差
追跡データで見る限り、どちらの品揃えが大きいとも言えません。MEXCの強みは、トークンがいち早く上場する点にあります。
2026年9月上旬時点で、CoinGeckoが追跡したMEXCの取扱数は1,633銘柄・現物2,021ペアで、Gateは1,561銘柄・現物1,713ペアでした。数値が十分に近いため、どちらかが品揃えで優位だとは主張しません。
Gateが自社で公表している4,900種類以上の資産という数字は全商品をまたいだ集計で、追跡データの現物銘柄数とは比較できません。MEXC自身のマーケティング上の合計数も同様です。
両社の差が出るのはスピードです。
MEXCの2026年3月の上場分析では、この1か月だけで現物の新規上場が135銘柄あり、そのうち88銘柄(65%)が先行上場でした。つまり、その時点でGateを含む追跡対象の他の取引所は、どこもそのトークンを扱っていませんでした。
CoinGeckoの2026年無期限先物レポートによると、MEXCは2025年1月から2026年4月までに879件の無期限先物を追加しました。一方、大手11取引所のうち6社は、追加が月20件未満にとどまりました。
TokenInsightが2025年3月に公表した同上場のレビューによると、2025年1月にTRUMPトークンがローンチされた際、MEXCはオンチェーンで流動性が生まれてから2時間20分後に現物取引を開始しました。
業界の基準で見れば、Gateも遅いわけではありません。GateのAlphaと上場前取引(Pre-Market)も、オンチェーンでの早期取引や上場前の取引の機会を独自に提供しています。
正直に言えば、MEXCの即日上場の比率は実測値ですが、Gateは比較できる数値を公表していません。そのため、スピードは私たちの根拠が一方に偏る評価軸であり、その点も明記しておきます。
即日上場した銘柄の中には、その後失敗するトークンも含まれます。MEXCがリスクラベルや小型銘柄の警告を設けているのはそのためで、詳しくは新規上場に強い取引所のガイドで解説しています。
MEXC vs Gate.io の先物:1,040の無期限先物と低い手数料か、オプションとCFDか
MEXCは無期限先物のペア数が多く基本料率も低い一方、GateにはMEXCが提供していないオプション、金CFD、株式CFDがあります。
2026年9月2日時点で、MEXCの手数料ページには1,040を超えるUSDT-M無期限先物ペアが掲載されており、レバレッジ上限は契約ごとに公開されています。
CoinGeckoによるとGateの先物は912ペアで、Gateの商品ラインナップにはさらに、ヨーロッパ式オプション、金と株式のCFD、イベントコントラクト、総合口座(Unified Account)があります。
両社ともコピートレードとグリッドボットを提供しており、本記事ではどちらのツールがより充実しているかの判断はしません。
コスト面では、MEXCの標準ペアのメイカー手数料は0.010%(Gateは0.015%〜0.02%)、テイカー手数料は0.040%(Gateは0.05%)で、MEXCのBTCUSDTはそれぞれ0%と0.020%です。
どちらのプラットフォームでも、レバレッジは利益と同じ速さで損失も拡大させます。小型銘柄の契約で高レバレッジをかけることは、追い求める機能ではなく、管理すべきリスクです。
同じ指標で市場全体を比較したい方は、デリバティブ取引所の比較記事をご覧ください。
米国株:仕組みは同じ、選択肢はGateが豊富
両社とも、USDTを入れた暗号資産アカウントで実際の米国株を保有できます。現時点では、Gateのほうが銘柄数も市場数も多く、取引手数料もゼロです。
MEXC RealStocksは2026年6月1日にローンチされ、対象ユーザーは米金融取引業規制機構(FINRA)に登録されたブローカーであるAtomic Vaults Securitiesを通じて、米国上場企業の実際の株式を購入できます。支払いはUSDTで行い、為替差損なしで米ドルの買付余力に換算されます。
2026年8月10日付のMEXC Learnのページによると、対象は7,000銘柄以上の米国株とETFで、平日はほぼ24時間をカバーする4つの取引セッションがあり、該当する場合は現金配当も受け取れます。ローンチ期間中はプラットフォーム手数料が免除されますが、米証券取引委員会(SEC)とFINRAの手数料は引き続きかかります。
Gate Stocksは2026年6月、米国のブローカー・ディーラーで米国証券投資者保護公社(SIPC)の会員でもあるAlpacaと組んでローンチされ、GateのメインアカウントにあるUSDTで1万銘柄以上の米国株とETFを取引できます。
2026年7月31日から、Gateは対象の米国株とETFについて自社の取引手数料を免除しており、残るのは取引額の0.05%を上限とする決済手数料のみです。また、香港株、韓国株、日本株、IPO株の割り当て、gStocksというトークン化株式のラインナップも提供しています。
MEXCはRealStocksに加えて、100以上のOndoトークン化株式ペアとUSDT-Mの株式先物を提供しています。一方、Gateは実際の株式にgStocksと24時間365日取引できる株式先物を組み合わせています。
それぞれの仕組みの権利とリスクについては、RealStocks、トークン化株式、株式先物の比較ガイドで詳しく解説しています。
MEXCはGate.ioより安全?準備率115%と月次のHacken監査を比較
Gateはゼロ知識証明を用いて115%の準備率を公表し、MEXCは監査機関名を明記した準備金証明を毎月公表しています。今回の調査では、どちらにもカストディレベルの侵害の記録はありません。
Gateによると、2026年6月22日時点の総準備金は約81.8億ドル、準備率は115%で、500種類近くのユーザー資産を対象にゼロ知識技術で検証されています。また、CoinGeckoはGateにTrust Score(信頼スコア)10点満点中10点を付けており、準備金データも閲覧できるとしています。
MEXCは、Hackenを監査機関として明記した準備金証明を毎月公表しており、カストディレベルのハッキング被害の記録はありません。アカウントレベルの保護として、二要素認証(2FA)、出金ホワイトリスト、アンチフィッシングコード、資金パスワードを備えています。
Datawalletによる2026年7月の監査をはじめ、第三者のレビューでMEXCについてよく挙がる不満は、リスク管理審査による出金の遅延やアカウントの凍結です。現実的な対策としては、新しく使う取引所はどこであっても、残高を移す前に少額の出金でテストしておくことです。
準備金レポートやアカウントのセキュリティ設定については、MEXCの資産保護ガイドで詳しく解説しています。
MEXC vs Gate.io の規制状況:MiCAと金融庁登録のGate、警告リストに載るMEXC
GateはEEA、日本、ドバイ、オーストラリア、バハマ、ジブラルタル、香港でライセンスの取得または登録を済ませています。一方、MEXCはこれらのいずれでもライセンスを持っておらず、その事実を明言しています。
2026年9月3日に取得したGateのライセンスページには、マルタ金融サービス局(MFSA)がGate Technology Ltdに付与した、MiCAに基づく暗号資産サービスプロバイダー認可(パスポート制度によりEEA全域で有効)、キプロスの投資会社ライセンス、Gate Japan K.K.の金融庁への暗号資産交換業者としての登録(登録番号00018)、ドバイのVARAライセンス、オーストラリアのAUSTRACへの登録、バハマの証券関連の承認、ジブラルタルのDLT許可、香港の信託・会社サービス提供業者ライセンスが掲載されています。
Gateのグローバル版は米国居住者向けには提供されておらず、別法人のGate USは、確認時点でCoinGecko上の取扱銘柄が5つでした。
MEXCの状況はその正反対です。以下にすべてを記します。
英国金融行為規制機構(FCA)は2024年3月22日、MEXC Global Ltdを無認可業者として警告リストに掲載しました。
香港証券先物委員会(SFC)は2024年3月15日、MEXCを「疑わしい仮想資産取引プラットフォーム」の警告リストに掲載しました。
オランダ金融市場庁(AFM)は2025年9月16日、MEXCに対して正式な決定を下しました。MEXCはESMAのMiCA無認可事業者リストにも掲載されており、2026年7月1日の期限以降、EEAのユーザーへのサービスを停止しています。
日本の金融庁は、MEXCを日本で登録を受けていない業者として掲載しています。なお、MEXCのウェブサイトは日本からも引き続きアクセスできますが、アプリは日本のアプリストアでは提供されていません。
MEXCの利用規約(最終更新日:2025年5月29日)は、米国、英国、カナダ、シンガポール、マレーシア、香港、中国本土、カザフスタン、制裁対象国、およびウクライナのロシア支配地域を利用禁止地域として定めています。
| 地域 | MEXC | Gate | 私たちのおすすめ |
| 米国 | 2025年5月29日付の利用規約で利用禁止地域 | グローバル版は米国居住者には非提供。別法人のGate USはCoinGeckoで5銘柄 | どちらのグローバル版も不可。米国で登録された取引所を利用 |
| EEA | MiCA認可なし。2026年7月1日以降はEEAでのサービスなし | マルタのMFSAによるMiCA認可、パスポート制度でEEA全域に有効 | Gate |
| 日本 | ウェブからは利用可能。アプリは日本のアプリストアで非提供。金融庁の無登録業者リストに掲載 | Gate Japan K.K.が金融庁に登録(登録番号00018) | Gate |
| その他の市場 | 利用規約の範囲内で利用可能。対象ユーザーはRealStocksも利用可 | 利用可能。ドバイのVARAライセンス、オーストラリアのAUSTRAC登録、バハマの承認 | 手数料と即日上場ならMEXC、ライセンスと資産運用ならGate |
データは2026年9月3日時点で、MEXCの利用規約、FCAの警告リスト、金融庁のリスト、Gateのライセンスページ、CoinGeckoをもとに確認しています。
その他の主要プラットフォームの地域別の利用可否は、取引所の代替先を網羅した比較記事にまとめています。
資産運用と法定通貨:品揃えはGateが一枚上手
Gateの資産運用メニューはMEXCより幅広く、法定通貨の入出金手段は同程度です。そのため、パッシブインカムを求めるユーザーには、Gateのほうが選択肢が豊富です。
GateにはSimple Earn、ステーキング、自動投資(Auto-Invest)、デュアル投資、ソフトステーキング、余剰資産運用、米国債へのエクスポージャーを裏付けとするGUSD商品、暗号資産ローン、レンディングセンターがあり、入出金手段としてカード、SEPA、P2P、OTCの銀行振込も用意されています。
MEXCの法定通貨の入出金は、カード購入、グローバルな銀行振込の提携先、P2Pマーケットを通じて行い、ほとんどの市場はUSDT建てです。
MEXCのエコシステムは、取引と新規トークンを中心に構築されています。現物と先物のコピートレード、グリッドボットと積立(DCA)ボット、Launchpad・Launchpool・Kickstarterのトークンイベント、DEX+によるオンチェーン取引などです。
資金を寝かせて運用したいなら、Gateのほうが選択肢は豊富です。
資金を積極的に取引に回したいなら、MEXCの手数料体系と上場パイプラインこそが商品そのものです。
それでもGateを選ぶべきケース
本記事のどの手数料表を見ても揺るがない、Gateの5つの強みがあります。
ライセンス:パスポート制度でEEA全域に有効なMiCA認可、金融庁への登録、ドバイのVARAライセンス、AUSTRACへの登録を保有しています。一方、MEXCはEEAと日本でライセンスを持たず、米国、英国、カナダでも認可を受けていません。
資産運用:米国債を裏付けとした利回りや仕組商品を含め、利回り商品のメニューがより充実しています。
株式:2026年7月31日から取引手数料無料の米国株1万銘柄以上に加え、香港株、韓国株、日本株、IPO株の割り当てもあります。
商品の種類:ヨーロッパ式オプション、金と株式のCFD、イベントコントラクトなど、MEXCが提供していない商品があります。
情報開示:ゼロ知識証明を用いて115%の準備率を公表しており、月次の証明レポートだけの場合よりも説得力のある公開数値です。
MEXCとGate.io、どちらを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
| あなたのタイプ | 向いているのは | 理由 |
| EEAまたは日本の居住者 | Gate | MiCA認可と金融庁への登録。MEXCはどちらも保有していない |
| 米国の居住者 | どちらのグローバル版も不可 | MEXCは米国居住者の利用を禁止しており、Gateのグローバル版も米国居住者には非提供 |
| 現物で指値注文を出すEEA以外のトレーダー | MEXC | 最初の取引からメイカー0%。GateのVIP 0は0.1% |
| 自分で注文を出す先物トレーダー | MEXC | 標準でメイカー0.010%・テイカー0.040%、BTCUSDTはメイカー0%。Gateは0.015%〜0.02%と0.05% |
| 新規トークンを上場初日から取引したいアルトコイントレーダー | MEXC | 2026年3月の上場の65%が先行上場。16か月で無期限先物を879件新規上場 |
| パッシブインカム重視のユーザー | Gate | 米国債を裏付けとする利回り商品や仕組商品を含む、より幅広い資産運用メニュー |
| 取引手数料ゼロで最も多くの株式を取引したい投資家 | Gate | 取引手数料ゼロの米国株1万銘柄以上に加え、香港株、韓国株、日本株 |
| 同じUSDT残高で実際の米国株と先物を取引したい投資家 | どちらでも可 | 両社とも米国のブローカー提携先を通じ、メインアカウントから実際の株式を取引可能 |
MEXCが向いているタイプに当てはまる方は、まず口座を開設し、少額を入金して出金テストを行ってから、本格的な金額を投入してください。
どのタイプにも当てはまらない方は、より多くの取引所を取り上げた2026年版おすすめ暗号資産取引所ランキングをご覧ください。
Gate.ioからMEXCへ乗り換える3つのステップ
ステップ1:MEXCの口座を開設し、本人確認を済ませる
MEXCに登録して本人確認を完了し、入金する前に二要素認証を有効にしてください。
各認証レベルで利用できる機能は、MEXCのKYCガイドで確認できます。
ステップ2:まず少額でテスト送金する
両方のプラットフォームが対応しているネットワークを選び、GateからMEXCの入金アドレスへ少額のUSDTを出金します。アドレス、ネットワーク、必要に応じてMemoやTagも、1文字ずつ確認してください。
着金を確認したら、今度はMEXCから少額を出金し、入金だけでなく出金も問題なく行えることを確かめます。
最初の出金におけるGate側の操作は、Gate.ioから暗号資産を移す方法をステップごとに解説したガイドで確認できます。
ステップ3:償還・決済・送金を済ませ、手数料の設定を行う
出金の前に、Gateで運用中の資産運用商品を償還し、未決済の先物ポジションを決済します。テストが完了したら残りの資金を送金し、MXを保有している場合はMX控除をオンにしましょう。また、API経由の先物注文には独自の手数料体系が適用される点にもご注意ください。
出金側の手順は、MEXCの出金ガイドで詳しく解説しています。
MEXC vs Gate.io FAQ
MEXCはGate.ioより手数料が安いですか?
公表されている基本料率では、はい。2026年9月3日時点で、MEXCの現物はメイカー0%・テイカー0.05%で、GateはVIP 0でどちらも0.1%です。MEXCの標準的な無期限先物はメイカー0.010%・テイカー0.040%で、Gateは0.015%〜0.02%と0.05%です。
最新の料率はmexc.com/feeでご確認ください。
MEXCとGate.io、取扱銘柄が多いのはどちら?
どちらかが明確に多いとは言えません。CoinGeckoが追跡している銘柄数はMEXCが1,633、Gateが1,561です。Gateが自社発表している4,900種類以上は全商品をまたいだ資産数であり、比較の対象になりません。
両社の違いは品揃えの規模ではなく、上場のスピードにあります。
新規上場が早いのはMEXCとGate.ioのどちらですか?
MEXCです。2026年3月の現物上場135銘柄のうち65%が先行上場で、CoinGeckoは2025年1月から2026年4月までにMEXCが新規上場した無期限先物を879件と集計しています。
Gateは比較できる上場スピードのデータを公表していませんが、GateのAlphaと上場前取引も、独自に早期の取引機会を提供しています。
Gate.ioは欧州や日本でライセンスを取得していますか?
はい。Gate Technology LtdはマルタでMiCA認可を取得しており、パスポート制度によりEEA全域で有効です。また、Gate Japan K.K.は金融庁に登録されています(登録番号00018)。
MEXCはどちらも保有していないため、EEAと日本の読者の方は、本記事を情報提供としてのみご覧ください。
MEXCやGate.ioで実際の米国株は買えますか?
どちらでも、メインアカウントのUSDTで購入できます。MEXC RealStocksはFINRA登録ブローカーを通じて7,000銘柄以上を取り扱い、Gate StocksはAlpacaを通じて1万銘柄以上を取り扱っています。Gate Stocksは2026年7月31日から取引手数料無料です。
まずはRealStocksの商品ガイドをご覧ください。
MEXCとGate.io、安全性が高いのはどちらですか?
両社とも準備金証明を公表しており、今回の調査ではどちらにもカストディレベルの侵害の記録はありません。ただし、Gateはゼロ知識証明を用いて115%の準備率を公表しており、MEXCが持たないライセンスも保有しています。
規制による保護を最優先するなら、Gateを選んでください。
Gate.ioからMEXCへ資産を移すにはどうすればいいですか?
資産運用商品を償還し、未決済の先物ポジションを決済したうえで、両方のプラットフォームが対応するネットワークでGateからMEXCの入金アドレスへUSDTを出金します。まず少額でテスト送金を行い、その後に残りを移してください。
MEXCの口座を開設すれば、数分で入金アドレスを発行できます。
リスクおよびコンプライアンスに関する注意事項
MEXCは米国、英国、EEA、カナダ、日本でライセンスを保有しておらず、利用規約により上記の法域の居住者による利用を禁止しています。
Gateのグローバル版は米国居住者向けには提供されておらず、Gateで利用できる商品は運営法人や法域によって異なります。
本記事のいかなる内容も、利用禁止または制限された法域の居住者に対し、いずれかのプラットフォームでの口座開設を勧誘するものではありません。
先物、証拠金取引、オプション、CFD、レバレッジ商品では初期証拠金を上回る損失が生じる可能性があり、小型銘柄の契約で高レバレッジを用いると、そのリスクは大幅に高まります。
新規上場銘柄は失敗率が高く、トークン化株式商品や株式先物は直接の株主権を付与するものではありません。
手数料、上場銘柄、規制状況は変わる可能性があり、本記事のすべての数値には確認した日付を記載しています。
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資、法律、税務に関する助言ではありません。
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