ウルグアイのヤマンドゥ・オルシ大統領(左)がモンテビデオでチリのホセ・アントニオ・カスト大統領と握手を交わす。(EPA Images提供)
モンテビデオ:チリとウルグアイの両大統領は水曜日、組織犯罪への対処法について協議した。この問題は、ラテンアメリカ全域で右派ポピュリストが政権を掌握する上で選挙戦の主要争点となっていた。
チリのホセ・アントニオ・カスト大統領とウルグアイのヤマンドゥ・オルシ大統領は、隣国パラグアイで開催された地域貿易ブロック「メルコスール」首脳会議に出席した翌日、約1時間にわたって会談した。
カスト大統領は、ウルグアイとパラグアイの両国が近くチリに加わり、南米から米国や欧州へ大量のコカインを送り込む強力な麻薬密売カルテルに対処するための犯罪撲滅協定に署名することへの期待を表明した。
「組織犯罪は一国から排除できても、この禍根を根絶するためにはすべての国が同じルールを持つ必要がある」と、カスト大統領はオルシ大統領との共同声明で述べた。
ドナルド・トランプ大統領の支持を受けたカスト大統領は、昨年12月のチリ大統領選で圧勝した。その選挙公約は犯罪と不法移民への厳しい取り締まりであり、カルテルやギャングをチリに持ち込む原因として不法移民を名指しした。チリはラテンアメリカで最も豊かな国の一つである。
チリの殺人発生率は過去10年間で倍増し、人口10万人あたり5.4件に達している。ウルグアイの殺人発生率はその約2倍に上る。


