レイン(RAIN)、カントン(CC)、ベルベット(VELVET)が週末を迎えるにあたり、いずれも過去最高値圏内で推移している。チャート構造、フィボナッチ水準、モメンタムの観点から、いずれも数日以内に過去最高値を更新する可能性がある。
RAINは過去最高値から約11%下で推移し、CCも2月の高値から約16%低い水準で取引されている。VELVETはすでに価格発見局面に入り、本日さらに過去最高値を更新した。
レイン(RAIN)は5月26日に0.011ドル付近の過去最高値を上抜け、翌日にも上昇を継続した。上昇は5月27日に0.0148ドルでピークとなり、現在は0.0132ドル前後で取引されている。
現在進行中の反落には明確な下値目標が存在する。0.5のフィボナッチリトレースメント(0.0108ドル)は過去最高値と重なり、0.011ドル付近で強いサポート帯を形成している。
同様のチャート構造は2025年11月24日から2026年4月7日にも観測された。当時、RAINは0.5の押し目で反発し、長い下ヒゲが一時的に0.786水準まで到達した。再現する場合、一時的な0.0085ドル割れを挟みつつ上昇トレンドが再開する可能性がある。
日足RSIは63まで下落しているが、依然として中立水準を上回っており、強気バイアスが維持されている。
ファンダメンタルズも上昇シナリオを支える。プロトコルの財団が1億ドルの流動性を投入したことで、同プロトコルは総ロックバリュー(TVL)で3大予測市場の1つとなった。今月のFIFAワールドカップを巡るベッティング需要が週末にかけて取引量を押し上げる可能性がある。
カントン(CC)は0.163ドル近辺で取引されており、2月の高値0.195ドルを約16%下回る水準で推移している。価格は数カ月間、上昇パラレルチャネル内で推移し、直近ではチャネル中央線を再び試した。
今後の展開を左右するのは2つの水準。0.618フィボナッチ(0.1725ドル付近)が上値抵抗として機能し、0.382(0.158ドル)のすぐ下である0.15ドル近辺がサポートとなる。
現在、チャネル上限が0.1725ドルのレジスタンスと重なっている。この水準を日足終値で上抜けば、0.786リトレースメント(0.183ドル)、その先の過去最高値が視野に入る。ただし、CCは年初にこのレジスタンスで跳ね返された経緯があり、上抜けの確度が重要となる。
日足RSIは59と中立圏で、上下いずれにも急伸の余地が残る。
機関投資家の需要が今後の展開を左右する可能性がある。最近の21SharesETF上場により規制下でCCへのエクスポージャーが拡大しているほか、ネットワークの決済量も増加傾向にある。
ベルベット(VELVET)は日足で10本連続の陽線を記録し、過去1週間で1300%超の上昇を見せた。きょうは1.80ドル超で新高値を付けた後、1.72ドル前後で推移している。
過去に価格の履歴がないため、対数フィボナッチエクステンションが唯一の目安となる。VELVETはすでに1.618(1.14ドル)を突破しており、次なる上値目標は2.0の2.46ドル。その上では2.272の4.27ドルが視野に入る。
日足RSIは99と極端な買われ過熱圏。市場の勢いを示す半面、突発的な急落のリスクを示唆するシグナルでもある。
上昇の背景にはIPO前取引テーマや、6月2日発表のTrade.xyzとの統合がある。この勢いが維持されれば、指数関数的なトレンドは週末まで続く可能性がある。
RAINが0.011ドルを維持し、CCが0.1725ドルを上抜き、VELVETが急伸を続ければ、いずれも新高値が期待できる。いずれかの水準を維持できなければ、週末はモメンタムの調整局面に転じる可能性がある。

