ニューヨーク市のペン駅の大規模改修計画の新たな完成予想図が入手され、駅の新しい入口のひとつ近くの壁にドナルド・トランプの名前が刻まれた大統領の紋章が描かれていることが判明した。これは、大統領の名前を冠した一連の公共機関や名所の中で最新のものとなる。
Gothamistが入手した内部建築文書によると、新しい8番街入口の大統領紋章の隣の大理石に「President Donald J. Trump」と刻まれている。デザインには金のアクセントが施された手すり、柱、エスカレーター、アメリカ国旗なども含まれており、他のトランプブランドのプロジェクトでもおなじみのモチーフとなっている。

駅のオーナーであるアムトラックと米国運輸省によって選ばれた優勝案は、Penn Transformation Partnersをマスターデベロッパーに指名した。このグループには、トランプの長年の盟友スティーブ・ロスが経営するミッドタウンの不動産会社ボルナドが含まれている。
連邦政府は昨年、MTA(ニューヨーク都市圏交通公社)から再建の主導権を奪い、トランプは2027年末までに建設を開始するよう命じた。この大規模改修では、マディソン・スクエア・ガーデンのシアターを取り壊して新しいガラス張りの入口を設けるほか、天井を最大約15メートル引き上げ、薄暗いことで悪名高い駅内に大幅に自然光を取り込む計画だ。
米国運輸省(DOT)の報道担当者はこの報道に反論し、Gothamistに対して「リークされた草案や憶測についてはコメントしない」と述べた。
ホワイトハウスの当局者は以前、この拠点を「トランプ・ステーション」に改名することを提案していたが、トランプ自身はそれを提案したことを否定した。完成予想図によれば、1910年から使用されているペン駅という名称は維持されるという。
ペン駅へのブランド付けは、前例のないリストへの最新の追加となる。トランプの名前はケネディセンター、米国平和研究所、新たな海軍艦艇のクラスに加えられた。彼の肖像は国立公園パスにも登場している。彼の在任中に生まれた赤ちゃんにはトランプ口座が設けられた。100ドル紙幣に彼の顔を入れる法案も提出されている。さらにホワイトハウスは、彼の名前を冠した処方薬割引プログラム「TrumpRx」を開始した。
「存命中の人物にちなんで場所の名前を変えるこのような規模のことは見たことがない」と地理学者のルーベン・ローズ=レッドウッドはUSA TODAYに語った。「その規模は現代において前例がない。」

