ビットワイズの現物ハイパーリキッドETF(BHYP)は、NYSE上場からわずか8営業日で4000万ドルの資産を集めた。顧客流入が18倍に急増し、発行者による継続的なオンチェーンでの買い増しが背景。
5月26日には、ハイパーリキッド(HYPE)のクジラが910万ドル相当の10倍レバレッジ・ロングを建てた。これにより、強気投資家がビットワイズの新商品による機関投資家の流入とともに上昇相場を追っていることが示唆された。
ビットワイズのハンター・ホースリーCEOは、火曜日の取引開始から90分間でBHYP ETFの取引額が約1200万ドルに達し、上場から1週間余りでファンド規模が4000万ドル近くになったと述べた。
初回5営業日で、ビットワイズは運用資産30億5000万ドル、純流入額26億9000万ドル、1日平均取引高920万ドルと報告した。
アーカムは5月26日、前週にビットワイズETFの顧客が合計3590万ドル分のHYPEを購入したと報告。この流入額は初週の18倍となった。
Lookonchainは、約2時間の間に追加で16万2367HYPE(約1011万ドル相当)が買われたと指摘。ビットワイズの保有残高は5月21日時点で72万3361HYPEとなった。
この流れは、エコシステムでの買い戻しに連動した機関投資家によるHYPE需要の拡大と一致している。
同日、Lookonchainはウォレット「0x3ed4」が14万2754HYPE分、約910万ドル相当の10倍ロングポジションを取ったと確認した。
このポジションは清算価格が41.93ドルと、HYPEの直近の取引レンジを大きく下回っている。
同トークンは火曜日に一時64.44ドルまで上昇し、直近では61.82ドル前後で推移。過去7日間で26%上昇した。
同ウォレットは前日にはジーキャッシュ(ZEC)のレバレッジロング820万ドル分も建てていた。ボラティリティの高いアルトコインでクジラ主導のHYPEラリーが続く流れ。
一方、HYPE連動商品の獲得競争も激化している。21Sharesはビットワイズより数日前にNasdaqで現物ハイパーリキッドETF(THYP)を上場。グレースケールはHYPE ETFの申請を行っており、ヴァンエックも米国と欧州で上場計画を公式発表した。
BHYPは、ビットワイズ・オンチェーン・ソリューションを用いたネイティブ・ステーキング、ファンドウォレットアドレスの公開、年間運用報酬の10%を発行者のバランスシートでHYPE購入・12カ月以上保有する仕組みを特色としている。
初期流入の持続性は、他社がどれだけ早く申請中ファンドを実運用に移せるかに左右される。


