カルダノ創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、3290万ADAの研究提案が否決されれば、ブロックチェーンが科学者を失うリスクがあると述べた。同氏は、6月8日の投票締切前に中核研究所が閉鎖される可能性があると警告した。
同氏の訴えは、この提案に反対票を投じた日本の代表(dReps)に向けられている。この計画では、Input Output Global(IOG)および提携大学でのポスト量子暗号技術、ゼロ知識証明、スケーラビリティに対する研究資金を提供する。
ホスキンソン氏によれば、この提案が失敗すればカルダノは科学者を失うことになる。さらに、研究所も閉鎖に追い込まれるとして、10年以上にわたる数億ドル規模の投資が無駄になると警告した。
同氏は、カルダノが初期にバウチャー型ICOを行った日本に向けて訴えた。ホスキンソン氏は、ADA保有者に対し、研究計画を支持するdRepsに投票権を委任するよう、6月8日の期限前に呼びかけた。
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オンチェーン上の投票では、現在有効なdRepステークの約81%が反対、賛成は約18%にとどまる。カルダノのボルテール憲法が求める67%の承認基準を大きく下回る状況。
本提案は3290万ADA、約790万ドル(現在の価格 0.2519ドル)の資金を求めている。
この資金は、Ouroboros Leios、ポスト量子暗号技術、ゼロ知識証明の研究に充てられる。IOGの主任科学者アゲロス・キアイアス氏がプログラムを主導し、エジンバラ、東京、オックスフォード、ブエノスアイレスの研究者들과協力する。
批判者は、提示された計画に明確なマイルストーンがないと指摘する。年間予算をまとめて提示しただけであり、監査可能な成果物が示されていないと主張する。
複数のdRepは、IOGの自動更新ではなく、公募による競合チームの入札を求めている。投票は6月8日まで続く。
否決された場合、IOGは民間資金調達、提案の再構成、または活動の縮小を選択する必要が生じる。
いずれの結果でも、カルダノの合意形成モデルを支える学術パイプラインへの資金提供の方法が大きく変化する。


