韓国のKOSPIが木曜日に7%急騰し、アジア太平洋市場が米国株の上昇を追随する形で複数日続いた下落局面を脱した。
KOSPIは先週金曜日に8000を超える過去最高値を付けた後、9.35%下落していた。
週前半の下落は、トランプ米大統領がイランへの米軍攻撃の可能性を示唆したことで投資家心理が揺らいだことによるもの。センチメントはその後反転し、トランプ米大統領は現在、ワシントンがテヘランとの交渉で「最終段階」にあると発言した。
さらに、サムスン電子と労働組合は水曜日深夜に土壇場で賃上げ合意に至った。この合意により、木曜日から予定されていた18日間のストライキが停止となった。
サムスン株は6%以上上昇し、メモリー分野のライバルであるSKハイニックスは11%急伸した。また半導体関連株も、Nvidiaの直近決算で年間売上高が85%増の816億2000万ドルとなったことを受けて買われた。
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KOSPIはここ18か月足らずで3倍となった。英フィナンシャル・タイムズによると、この上昇ピッチはナスダック総合指数のドットコム時代の上昇をおよそ半年上回る。
今回の高騰をけん引しているのは、上場比重が大きいサムスン電子とSKハイニックスの2社である。両社の合計でKOSPIの構成比は過去最高の42%に達し、サムスンは年初来で約130%、SKハイニックスは170%近い上昇となった。
生成AIによるメモリーチップ需要の急増が上昇相場の原動力となっている。ここ数週間でゴールドマン・サックス、シティグループ、JPモルガンが年末のKOSPI目標を引き上げた。
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