決済インフラのステーブルコイン移行という大きな潮流が、具体的な数字を伴って浮かび上がりました。決済インフラのステーブルコイン移行という大きな潮流が、具体的な数字を伴って浮かび上がりました。

Visa・Stripe・Masterが7190億ドル決済をステーブルコインへ移行・ETH新局面

2026/04/22 16:22
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要点サマリー

  • Visa・Stripe・Mastercardが年間$7,190億規模の決済をステーブルコインへ移行する計画が報告された
  • Ethereum FoundationによるETH売却がステーキング売り圧力論を打ち消す分析として注目を集めた
  • CoinbaseがSolana取引を自社プラットフォームに組み込み、Solanaの流動性アクセスが拡大
  • Ethereumの「Fusaka」アップグレードが進行中で、Layer2エコシステムの基盤強化が期待される
  • CardanoはBitcoinの流動性活用により2030年までに$30億規模のDeFiエコシステム構築を目指す

決済インフラのステーブルコイン移行という大きな潮流が、具体的な数字を伴って浮かび上がりました。

同時に、EthereumとSolanaはそれぞれ異なる角度からエコシステムの再構築を進めており、仮想通貨市場の「インフラ層」における競争が一段と熱を帯びています。

Visa・Stripe・Mastercard:年間$7,190億をステーブルコインで処理へ

Visa、Stripe、Mastercardの3社が、年間$7,190億規模の決済処理をステーブルコインインフラへ移行させる計画にあると報じられました。

これは世界の決済市場における構造的なシフトを示す数字であり、これまで議論の域を出なかったステーブルコイン決済が実用段階に入りつつあることを示唆しています。

ドルの覇権を維持しながらブロックチェーン上で決済を完結させるモデルは、規制当局にとっても受け入れやすい形です。

CLARITY法案の審議進展と合わせて考えると、米国主導の「制度化されたステーブルコイン決済」という枠組みが固まりつつある可能性があります。

Ethereum Foundation:ETH売却はステーキング売り圧力ではない

Ethereum Foundationによる定期的なETH売却について、これがステーキング収益を現金化する売り圧力だとする説が一部で広がっていましたが、新たな分析はその仮説を否定するものとして注目されています。

Foundation側の売却は財務管理の一環であり、バリデーター報酬の売り圧力とは性質が異なるとされています。

同時期にFusakaアップグレードの進行が確認されており、EthereumはLayer2エコシステムの拡張に向けた技術的な地盤固めを続けています。

ETFを通じた資金流入とネットワーク強化が並走するなかで、ETHの市場評価がどう変化するかが今後の注目点です。

Coinbase × Solana:主要取引所への統合で流動性が拡大

CoinbaseがSolanaの取引機能を自社プラットフォームに組み込んだことが伝えられました。

Jupiter LendとKaminoの競争に代表されるように、Solana上のDeFi貸借市場は独自の発展を見せており、主要取引所との接続強化はエコシステムへの資金流入を後押しする可能性があります。

DePINやブロックチェーンゲームの分野でも予想外の反発が観測されており、Solanaベースのプロジェクトが幅広いセクターで存在感を示しています。

資本が選別的になっている現局面では、流動性と開発者コミュニティの双方で実績を積んだエコシステムに資金が集まりやすい構造があります。

Cardano:Bitcoinの流動性を活用した$30億DeFi構想

CardanoはBitcoinの流動性を取り込む形で、2030年までに$30億規模のDeFiエコシステムを構築する目標を掲げています。

BTCの流動性をCardanoのLayer上で活用するアプローチは、Bitcoinネットワーク自体には変更を加えずにDeFiの恩恵を取り込む戦略として位置づけられます。

長期的な構想である点には留意が必要ですが、Ethereum・Solana以外のLayer1が独自の差別化軸を打ち出す動きとして、業界の多様化を示す事例といえます。

今後の展望

ステーブルコイン決済の主流化と各Layer1の技術進化は、仮想通貨市場を「投機の場」から「インフラ競争の場」へと変質させる長期トレンドの一部です。

CLARITY法案やステーブルコイン法制が整備されるほど、Visa・Stripe・Mastercardのような従来型プレイヤーの参入障壁は下がり、業界全体の規模拡大が加速する可能性があります。

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